まちづくりを研究する


卒業研究論文

 卒業研究論文は、大学4年間の成長の証であり、各人が持っていた朧気な「気付き」を、目に見える「形」として残したものです。その「形」は少々不恰好なものもありますが、それは、現在の到達点であると同時に、更なる成長を予感させるものです。

 個々人の成長の影には、個々人の努力が不可欠なことは自明ですが、自らの限界を超えて成長をするためには、他者との関わりによるところが大きいのだと思います。そして、学生にとってのゼミとは、互いの個性がぶつかり合うことで、新たな扉を開く「創発」の場でありたいと考えています。そのような思いを込め、「創発」の源泉となる、ゼミ生一人ひとりが持つ個性を束ねた卒業研究論文集の名前を「創発勧進帳」としました。

 卒業研究論文のテーマは下記の通り多岐に渡っています。2,3年生時に取り組んだ「プロジェクト」「プロポーザル」で扱ったテーマをさらに掘り下げた卒業論文もあれば、全く新しいテーマにチャレンジしたものも有ります。いずれの場合でも ①「研究テーマの設定」 ②「調査の設計」 ③「現地調査の実施」④「調査結果の分析」 ⑤「研究のまとめ」というステップをひとつずつの踏みながら卒業研究論文を完成させます。



2017年度 卒業研究論文 題目(第6期生)

・スポーツによる地域活性化に関する研究 -地域スポーツクラブとしてのJリーグを対象として-(小森健太)


2016年度 卒業研究論文 題目(第5期生)

・新規住民が増加する地域におけるコミュニティづくりに関する研究 - 川崎市・武蔵小杉「こすぎの大学」を事例として-(吉田尚平)

・商店街の活性化に関する研究 - 東京都・足立区「アモール・トーワ」を事例として -(劉 暁宇)

・創業支援を軸とした地方創生に関する研究 - 島根県江津市における中間支援組織の役割に着目して-(松本 純平)


2015年度 卒業研究論文 題目(第4期生)

・地域に根ざした情報発信によるコミュニティの再生に関する研究 -「コミュニティ・メディア」の課題と可能性に着目して-(後藤 翔太)

・少子高齢化社会におけるコミュニティの再生に関する研究 -東京都・板橋区 高島平団地における「コミュニティ・カフェ」の可能性に着目して-(唐 欣)

・リノベーションによる団地再生まちづくりに関する研究 -東京都・日野市 多摩平団地の事例を通して-(奥貫 愛理)

・社会園芸を通じた福祉のまちづくりに関する研究 -東京都・練馬区「しゃくじいの庭」での取り組みを通して-(高橋 健太)

・都市農地を活用した市民参加型まちづくりに関する研究 -東京都・練馬区における取り組みを通して-(平野 沙織)

・公共交通を活用した続可能なまちづくりに関する研究 -中国・杭州市の公共自転車システムの可能性に着目して-(張 滔)

・多主体協働を軸とした観光まちづくりに関する研究 -長野県・小布施町の取り組みを通して-(白鳥 綾)

・持続可能な地域を実現する広域計画に関する研究 -南アルプスの「ユネスコ・エコパーク」の取り組みを検証する-(馬場 光太朗)

・地方都市におけるまちづくりの担い手に関する研究 -富山県・南砺市「地域おこし協力隊」の取り組みから考える-(仲田 拓矢)

・地域主体の着地型観光まちづくりによる地域活性化に関する研究 -長野県・飯田市「南信州観光公社」の役割に着目して-(中澤 克仁)

・コンテンツ・ツーリズムによる地域活性化に関する研究 -埼玉県・秩父市を中心とする10地域の事例-(佐川 太基)

・オリンピックの開催を契機とするまちづくりに関する研究 -東京/北京 オリンピックの分析を通して-(宋イン)



2014年度 卒業研究論文 題目(第3期生)

・地方都市における仕事づくりに関する研究  -島根県江津市「てごねっと石見」を対象として-(竹内 希)

・中心市街地における回遊性に関する研究 -山形市中心市街地活性化基本計画を検証する-(岩﨑 皓介)

・6次産業化を軸とした地域再生による循環型社会の実現に関する研究 -広島県世羅町の取り組みから考える-(星 義人)

・空き家の官民「協働」管理に関する研究 -長野県佐久市の取り組みを通して-(眞下 俊)

・今後の住宅供給の在り方に関する研究 -プレハブ住宅の変遷と可能性に着目して-(木村 保裕)

・「ゆるやかなつながり」から考える地域福祉の在り方に関する研究 -コレクティブハウジングとコミュニティカフェの可能性に着 目して-(五十嵐 まり)

・まちづくりにおけるアートプロジェクトの可能性に関する研究 -横浜市寿町を対象として-(三上 昂太郎)

・まちづくりの担い手育成に関する研究 -練馬区「地域福祉パワーアップカレッジねりま」を対象として-(田口 絵里佳)

・地域協働による景観まちづくりに関する研究 -静岡市清水港の修景計画を事例として -(上野 未貴)


2013年度 卒業研究論文 題目(第2期生)

・地域間交流を軸とした空き店舗活用による商店街活性化の取り組み -板橋区大山商店街「とれたて村」を事例として-(岩森 元)

・コミュニティ活動が創出する地域の魅力について -埼玉県・深谷市の「ガーデンシティ」の取組みを事例として- (桜井 翔太)

・埼玉県・熊谷市の観光まちづくり -「普通」のまちの観光を考える- (仲原 美紀子)

・千葉県・木更津市のまちづくり -発展を続ける首都圏における開発のあり方について- (宇部 智足)

・地域ブランドを創造するまちづくりについて -千葉県・松戸市「MAD City」の取り組みを通して- (望月 千絵)

・地域協働による都市内分権に関する研究 -埼玉県川越市におけるまちづくりを通して- (島根 佑望)

・古くて新しい地域の担い手 -川崎市河原町地区社会福祉協議会の取り組み- (真貝 尚樹)

・過疎地域における地域協働のまちづくりの可能性 -新潟県・十日町市「大地の芸術祭」を事例として- (関谷 友宏)

・内発的発展を実現する循環型地域社会に関する研究 -山形県・長井市の「レインボープラン」を事例として- (黒田 志乃)

・都市における農業のあり方について -横浜市の「都市農業」から考える- (黒澤 岳)

・中山間地域における耕作放棄地を活用した地域活性化について -山梨県北杜市の取り組みから長野県諏訪市のまちづくりを考える- (丸茂 京平)

・山間地域における農業を軸とした地域の活性化について -長野県・川上村の農業振興の取組みから考える-(三浦 健太朗)

・住民ワークショップが生み出す都市公園の新たな役割について -東京都の3つの公園の比較を通して- (鈴木 穂奈美)

・老朽化した建物の再生に関する研究 -横浜市のリノベーション/コンバージョンの取り組みから考える- (鈴江 将晃)


2012年度 卒業研究論文 題目(第1期生)

・地域福祉の現場と課題 -担い手と取組み、そこからの現状- (吉村 匠)

・高齢者による高齢者のためのまちづくり -高齢者の孤独化によるコミュニティへの影響- (大草 佑二)

・秩父空家バンクによる地域活性化 (庄司 祥幸)

・都市部における空き家問題に関する研究 (太田 悠飛)

・団地のリノベーションとコミュニティ (坪井 俊樹)

・多主体の協働による「生活」のある景観まちづくり -川越蔵造りのまち並みを通して- (吉澤 秀)

・歴史的資源を活かした観光まちづくり (新井 佑輝)

・プロスポーツクラブによる地域活性化の可能性について -地域密着活動に着目して- (渡邉 祥平)

・歴史のある商店街と大規模開発が共存するまちづくり -浅草仲見世商店街と東京スカイツリーの関係に着目して- (福田 浩之)

・郡山の復興(まちづくり)について (太田 良)

・ソーシャルゲーム業界の健全化のために (本田 すみれ)





まちづくり研究会


 「まちづくり研究会」では、グループワークが中心となるゼミ本体の活動とは別に、ゼミ生各人のまちづくりへの興味関心や、個別のテーマに基づいたゼミ生有志の活動です。具体的には、個人あるいは少人数でのグループで、学術文献の講読及び論文の執筆を中心に活動を展開します。

 研究会は、(原則)月1回程、板橋校舎の齋藤研究室にて、各人の研究成果を持ち寄り、ディスカッションを行いながら進めます。本研究会での成果は、卒業研究論文の土台とするだけでなく、下記の学会発表や学術雑誌への投稿を目標とします。さらに、研究会では学生の自主企画のよるまち歩きや事例視察、学外のセミナーや勉強会等への参加も行う予定です。